JR神戸駅のすぐ近くに、昨年4月に新築オープンしたホテルがあります。
コロナ禍の真っただ中にオープンしたホテルの名前は「神戸ホテルジュラク」。
JR上野駅前にあった「聚楽台」や群馬県の水上温泉にある「みなかみホテルジュラク」など、関東ではよく知られている「聚楽」が運営するホテルだそうですが、関西への進出はこれが初めてのようです。
場所はJR神戸駅の南側、徒歩4、5分のところです。
低層階には神戸のローカルテレビ局「サンテレビジョン」の社屋が入っています。
地元では「おっさんテレビ」という親父ギャグで知られているサンテレビですが、ずいぶんとおしゃれなビルに入っているものです。
すぐ近くにコンビニもあるので、立地条件はかなりよいです。
実はホテルがオープンした翌月に初めて泊まったのですが、ホテルの入り口は初見ではわかりにくくて、自分はサンテレビの方に入ってしまいました。
警備員さんにホテルへの行き方を聞いたら、警備員さんとサンテレビの受付の方が同時に「隣です」と指をさして教えてくれました。
昔はサンテレビの入り口の隣にある重厚な扉がホテルの入り口だったのですが、今は透明なドアに変わっていて、外から見てもわかるようになりました。
前のドアはなかなかの初見殺しだったぜ。
兵庫県では今、「ふるさと応援！ひょうごを旅しようキャンペーン+」というのを行っていて、宿泊料金に応じた割引支援を受けることができます。
今回、神戸で遅い時間に用事があったので、楽天トラベルから1泊申し込んでみました。
予約した部屋は「ポートタワー側コーナーツイン」で、朝食も付いています。
宿泊料金は11,700円。
兵庫県のキャンペーンでは宿泊料金が10,000円以上の場合、5,000円分の割引支援を受けることができます。
楽天トラベルはこれをクーポンの形で提供していて、予約時に適用することで5,000円引きになります。
従って、自分が支払った宿泊料金は6,700円です。
ただ、割引支援を受けるにはワクチン接種歴を証明する必要がありますから、チェックインの時にフロントで接種済みのワクチン接種券を見せます。
また、今回のキャンペーンでは宿泊料金が10,000円以上15,000円未満の場合、1,000円分の「ふるさと応援旅クーポン」がもらえます。
これは額面1,000円の紙のクーポンで、対象の飲食店やお土産屋さんをはじめ、スポーツ施設や博物館、美術館などで使えます。
コーナーツインルームの広さは24㎡で、ベッド幅は120cm。
ダブルベッドよりは若干狭いですが、1人で寝るには十分な横幅です。
部屋の窓からは神戸ハーバーランドのシンボルでもある「神戸ポートタワー」が見えるのですが、現在は耐震化などの補強工事を行っていて、半分以上が足場で隠れています。
この前知らずにタワーに登りに行って、ぼうぜんと立ち尽くした。
来月にはタワー全体が足場で包まれるそうですが、今後は足場の外側にカバーを取り付けて、夜にプロジェクションマッピングが行われる予定です。
イベントが行われるのはタワーの東側、ホテルから見えるのはタワーは西側なので、窓から楽しむことはできそうにないですが、ホテルからタワーまでは徒歩15分ぐらいとそう遠くはありません。
ホテルの1階には朝食会場も兼ねた「café estudio（カフェ エストゥディオ）」というカフェがあります。
「estudio」を「イースタジオ」だと思ってたの秘密。
夕食を食べに行ってみたのですが、ふるさと応援旅クーポンはここでは使えません。
注文したのは「ベーコンバーガー」1,020円。
これにポテトフライとサラダ、ソフトドリンクのセットが＋250円です。
自分はさらに「バドワイザー」500円を追加しました。
昨年はノンアルコールビールばかり飲んでいましたが、飲食店でアルコール提供が復活したのはうれしいです。
アメリカンサイズなベーコンバーガーは、レタス＋トマト＋ピクルスのみじん切り＋ベーコン＋パティ＋玉ねぎがバンズに挟まれています。
手に持ってかぶり付くと、パティのジューシーさとパティの下の玉ねぎの甘さに幸せを感じます。
ただこのサイズだとアゴが外れそうになりますから、ナイフで切って食べるのが正解だと思います。
あと、バンズに塗られたマスタードがピリッと辛くていいアクセントになっています。
マスタードと言えば、店内にハインツのディスペンサーが置いてあって、カップにたっぷりと盛って楽しむことができます。
ポテトフライ好きにはたまらない光景だと思います。
自分は粒マスタード派ですが、ホットドッグやポテトにはイエローマスタードの方が合いますよね。
ハインツのマスタードにポテトを突っ込んで食べると本当においしいです。
たっぷりポテトフライとマスタードを堪能したい気分の時は、レギュラーサイズのポテトフライが330円で注文できます。
朝食は6時半から9時半までで、最終入店は9時。
朝早くからやっているのはいいですね。
そんな時間に起きたことねえけど。
ここの朝食は「たまごかけごはん」がおいしいです。
たまごは兵庫県三木産の「アス卵すこやか」。
しょう油は神戸にしょう油蔵を持つ「池本醤油」の「たまごかけごはんのしょうゆ」。
そしてごはんは兵庫県産コシヒカリ。
地産地消にこだわったたまごかけごはんが楽しめます。
アス卵はアスタキサンチンという栄養素を含んだ卵で、高い抗酸化作用を含んでいるそうです。
老化防止になるかも知れねえから3杯は食うぞ。
池本醤油は明治18年創業の老舗で、神戸で唯一しょう油蔵を持っています。
朝食会場には100mlのミニボトルがいっぱい置いてあって、自席に持っていってたまごかけごはんを楽しめます。
しょう油は2種類、カツオだしの薄口しょう油と昆布だしの濃口しょう油があるのですが、自分はいつも関東風の濃口しょう油をチョイスします。
他にもスープカレーやフルーツサンドなど他にもおいしいメニューが並んでいるので、和食派でも洋食派でも朝食を楽しめると思います。
新しいホテルですから、設備もいろいろと新しいです。
エレベーターに乗るには必ずフロントの前を通らなければならず、また、客室階に上がるにはカードキーが必要ですから、セキュリティは万全です。
部屋には空気清浄機が完備されていますし、空調も個別空調です。
テレビはYouTubeに対応していて、大画面で自分の動画を楽しめます。
最近のホテルは自販機でアルコールを扱っていないところが多いのですが、ここのホテルはアルコールも販売していました。
チェックインは15時、チェックアウトは11時までで、延長は1時間1,000円です。
あと、池本醤油のミニボトルのしょう油はフロントで購入することもできますから、自分は必ずチェックアウトの際に買って帰ります。
神戸の中心はJR神戸駅よりJR三ノ宮駅の方ですが、各停電車で2駅の神戸駅に移動して、たまごかけごはんを食べに是非泊まってみてください。
老化防止になるかも知r（略）
マスタードのカロリーの半分以上は脂質です。
