PlayStation 5が2020年11月12日に発売された当初、自分は抽選販売の申し込みに勤しみました。
結果はことごとくハズレ。
それでも諦めずに抽選販売に申し込み続けたところ、発売から2年近くたった2022年9月に衝撃の出来事が起こります。
PlayStation 5値上げだってよ。
そこで自分の抽選販売との戦いは終止符を打ちました。
もうXbox Series Xでいいやと。
実は自分は幸運にも発売日当日にXbox Series Xを手に入れることができていたため、第9世代のゲーム機としてはずっとXboxで遊んでいました。
日本でのXbox Series X/Sの販売台数は、PlayStationやNintendo Switchと比べると全然少ないですが、それでもXbox Oneの頃と比べると全然増えた方です。
なにせ週間販売台数が2桁だったこともあったからな。
自分がXbox One Xを使っていた頃は、プレイヤーは「絶滅危惧種」と呼ばれていました。
それから半年が過ぎた頃、ようやくPlayStation 5も店頭で普通に買えるようになってきました。
とは言え、Xboxで過ごす毎日に不満はないですし、ほとんどのゲームはマルチプラットフォーム化されていてXboxでもPlayStationでも遊べます。
プレイヤー人口の少ないXboxではマルチゲームがなかなかマッチしないという難点がありましたが、こちらも異なるプラットフォーム同士で一緒に遊べるクロスプレイに対応したゲームが増えてきて、問題は解消されつつあります。
ですからPlayStation 5が普通に買えるようになっても、自分の食指は動きませんでした。
(5秒、深呼吸)
実は先日Amazonで、超衝動的にPlayStation 5のデジタルエディションをぽちってしまいました。
理由は「ファイナルファンタジー16」。
つまり、簡単に言えば、すべては、
よしだぁぁぁぁああぁぁぁぁぁぁああぁぁあぁぁぁ
のせいおかげです。
FF16は現時点ではPlayStation 5のみの発売であり、半年間はPlayStation 5独占となっています。
半年後は他のプラットフォームでも展開されるかも知れませんが、現時点ではまだ決まった発表はありません。
自分はファイナルファンタジーは3からリアルタイムで遊んでいますが、FF12を最後にあまりいい印象は持っていませんでした。
FF13は開始からしばらくの間続く、どこまでも一本道なマップに困惑しました。
FF14(根性版)は当時高スペックなパソコンは持っていましたが、性別がMacだったために遊べませんでした。
ですが、FF14(根性版)を遊ぶために30万円ぐらいのパソコンを買った友人が、FF14(根性版)のパッケージを壁に叩きつけるのを見て困惑しました。
FF15は歓楽街のホストの集まりのようなパーティに困惑しつつも遊んでいましたが、ヒロインが途中退場するストーリーの流れに付いて行けず、いつの間にか遊ばなくなっていました。
ですからFF16が発表された時は、あまり興味は持っていませんでした。
ですが、新生版のFF14を楽しんでプレイしているうちに思うわけです。
吉Pなら大丈夫なんじゃね?
周りがFF16に期待するツィートを投稿しているのを見ていると、自分もこのムーブに乗り遅れたくない気持ちが高まります。
結果、自分も発売直前に滑り込みで、PlayStation 5を手に入れてしまいました。
予算組んでいなかったのでしばらくは飲みに行けません。
PlayStation 5の使用感については、もうとっくの昔にいろんな人がいろんなところで書いていると思いますから、今更ここで詳しくはレビューしません。
が、Xbox Series XのユーザーとしてPlayStation 5を使った感想を書いてみますと、「DualSense」と呼ばれるワイヤレスコントローラーは結構スゴいと思います。
まず「ハプティックフィードバック」と呼ばれるコントローラーの振動機能が、デリケートな動きまで表現してくれます。
「ハプティック」とは「触覚」のこと。
元も子もない言い方をすればバイブレーションなんですが、ものすごく細かい振動に対応することで「ドンッ」とした動きだけではなく「ぽつり」とした動きまで表現できます。
また、L2/R2トリガーには「アダブティブトリガー」という機能があり、シーンに応じてトリガーを引く「重さ」が変わります。
そのおかげで弓や銃の引き金を引く時は、トリガーに抵抗力を感じることができます。マルチでFPSしてる時に発動するとジャマなだけですが。
最後に「クリエイト」ボタン。
スクリーンショットや動画キャプチャーに使用するボタンですが、このボタンの反応はXboxよりもよいです。
Nintendo Switchのようにスクリーンショットをカシャカシャ連射することはできませんが、連続してクリエイトボタンを押してもそれなりに処理してくれます。
Xbox Series Xでキャプチャーボタンを連射するとどうなると思いますか。
エラーになんだよ。
ここぞというシーンをSNSにアップしたい人には、PlayStation 5のこのレスポンスはうれしい限りです。
また、他のコンソール同様、直前までのシーンを動画に保存する機能がありますが、さかのぼれる時間は4Kで録画していても最長1時間までOKです。
ストレージの消費を考えるとさすがに1時間はやりすぎかも知れませんが、もっと短く、3分前、5分前といった設定も可能です。
Xbox Series Xは4Kだと直前30秒までになります。
Nintendo Switchも直前30秒。
動画フォーマットはフルHDならMP4でも保存できますが、4Kの場合はWebMになります。
WebMはAdobeのPremire Proでは標準で読み込めないので、動画編集される方はご注意ください。
PlayStation 5の購入を機に、PCで遊んでいるFF14もPS5に引っ越そうと思います。
そうするとキーボードとマウスが必要になるのですが、今回はしばらく使っていなかったロジクールのUSBレシーバー接続のものを引っ張り出してきました。
これ使ってるTwitterのフォロワーさんむっちゃ多い。
PlayStation 5はBluetoothに対応していますが、相性があるのか、手元にあるBluetoothマウスは認識してくれません。
一方、レシーバータイプのものであれば、USB端子に差すだけでキーボードとマウスを認識してくれます。
Bluetoothのようにペアリングの作業は不要ですから、使いたい時に使いたい端末にレシーバーを差せばOKです。
大きさについては多くの人が語っているようにデカいです。
しかも我が家には横置きするスペースが残っていなかったため、縦置きでの配置になります。
標準で縦置き用スタンドは付いてきますが、本体の大きさに比べると標準スタンドはやや小ぶりですから、倒れたりしないか少し不安になります。
そこでAmazonでコントローラー充電機能付き光る縦置きスタンドを買ってみました。
LEDが7色に光ります。
光る機能は別にいらねえんだが。
これだけ大きいと縦置きでも安定感が増しますし、コントローラーの充電も可能です。
おまけに天井に小物が置けるようにもなりますし、ヘッドフォンもぶら下げることができるようになりました。
ちなみに底にはファンが取り付けてあるのですが、動作音はそんなに気になりません。
給電はPlayStation 5前面のUSB Type Cポートから取れます。
なので、PlayStation 5を眠らせる時は「レストモード」にする必要があります。
「電源を切る」ではUSB給電も止まってしまうため、暗闇で光りませんコントローラーに充電できません。
PlayStation 5を買っても、メインのコンソールはXbox Series Xのままになると思います。
Xboxには「Xbox Game Pass」と言うサブスクリプションがあって、月額料金を支払うことで数多くのゲームが遊び放題になる他、マイクロソフト陣営のファーストパーティのゲームであれば「Day 1」と言って発売日当日からプレイが可能です。
PlayStationにも「PlayStation Plus Premium/Extra」という似たようなサブスクリプションがありますが、こちらには「Day 1」に相当するサービスがありません。
ですから、メインは引き続きXbox Series Xになると思いますが、スクリーンショットのレスポンスの早さを体験してしまうと、心が揺らぐところです。